
インジケーターの種類が多すぎてどれを使えばいいか分からない。

そもそもインジケーターってなに?
株式投資を始めようと考えている初心者の方でこのように思っている方や多すぎてどれを使ったらいいのか分からないという方もたくさんいらっしゃると思います。
株式投資を行うにあたり、チャートをテクニカル分析する際に必ず使うのがインジケーター(指標)です。インジケーターというのは、チャートと組み合わせることにより、株価のトレンド方向や転換、売買ポイントの目安等が分かる優れものです。
でも、種類が多すぎてどれを使えばいいかわからないという方に初心者が知っておきたいインジケーターを紹介します。
初心者が知っておきたいインジケーター
株式投資をするにあたり初心者は必ずインジケーターを勉強する必要があります。
でも、インジケーターの種類が多く、どれを知っておけばいいのか分からないですよね。かと言って全てを勉強するなんて効率が悪すぎです。
効率的に勉強するには有名なインジケーターだけ知っておけば基本的に問題ありません。その理由は、有名なインジケーター=多くの投資家が使っているため効果的(機能しやすい)だからです。マイナーなインジケーターを使っても、使用している投資家が少なければ機能しにくい場面が多々あり、理解するのが難しいインジケーターもあります。
そして、ここではインジケーターの中でも特に重要で初心者が知っておくべき5つのインジケーターについて紹介します。
・移動平均線
・MACD
・RSI
・ボリンジャーバンド
スポンサーリンク
出来高(できだか)
株の売買がどれだけ行われたかを棒グラフで表したものが出来高です。
出来高はそのときの相場の状況をしっかりと棒グラフで伝えてくれる優秀な指標であり、株価に先行すると言われるほど関係が深く、最も重要なインジケーターです。
出来高の変化から株価の方向性やトレンド転換タイミングなどを察知することができるので、出来高で売買タイミングを計る投資家もいます。
出来高で投資家の注目を浴びている銘柄なのかどうかも判断できるので投資の参考になり非常に便利なツールです。
また、株価の上昇や下落に伴い、出来高も上昇していく傾向があります。
移動平均線(いどうへいきんせん)
一定期間の終値などを平均化したグラフが移動平均線です。
基本的に株価が移動平均線から上下に離れたとしても、移動平均線まで戻ってくるという習性があります。この上下の乖離具合から売買ポイントを見つけたりするトレード手法もあります。
投資家であれば必ず知っているというぐらいに基本的なインジケーターなので、使用している投資家も数多く存在します。
移動平均線はいろいろな時間軸(1分、1時間、1日、1年 etc…)があるので自分のトレード手法にあった時間軸を活用しましょう。
また、移動平均線を勉強する際はグランビルの法則もあわせて確認が必要です。
MACD(マックディー)
移動平均線をもとに作られた指標であり、マックディーと呼びます。
MACDは、トレンドの方向や転換を株価よりも早く察知できる指標であり、売買ポイントの裏付けとして使われています。
基本的に投資の入門本には必ず記載されているので、MACDの詳細やトレードへの活用法については必ず勉強しておきましょう。
RSI(アールエスアイ)
株価の買われすぎや売られすぎを表したものがRSIです。
0~100の値で表され、一般的に70以上で買われすぎ、30未満で売られすぎとされており、売買のタイミングを計るツールとして使われています。
しかし、RSIには弱点もあり、株価の上昇が続いた時は指数が70を超えたまま上に張り付いてしまったり、逆に株価の下降が続いた時は指数が30を下回ったままになって、インジケーターとして機能しなくなることもあります。
ボリンジャーバンド
値動きから標準偏差を使って指標化し、帯状化したものがボリンジャーバンドです。
よく分からないと思いますが、簡単に言うと、この帯(ボリンジャーバンド)の間に株価の値動きがほぼ全て収まるという指標です。
ボリンジャーバンドは株価の動きで帯の幅や方向が変わるので、この変化から利益確定や損切りのタイミングとして使われています。
まとめ
数多くのインジケーターがありますが、紹介した5つをしっかりと勉強していれば基本的に問題ありません。
もし他のインジケーターも知りたいと言う方は、投資にある程度慣れて、余裕も出てきた段階で違うインジケーターを勉強していくと良いでしょう。
これらのインジケーターは投資判断を手助けしてくれるツールであり、インジケーターを自分のモノとして使いこなすことができれば、株取引の際により明確で根拠の高い売買スタイルを手に入れることができ、株取引の勝率も上昇していきます。
これから有意義なトレード生活を送るためにもしっかりとインジケーターを勉強し、効果的に活用できるように頑張りましょう!(^o^)/
コメント